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2007.01.24 (Wed) / 【近況報告】産まれ出づる悩みと産道で立ち往生する言葉...more

生きてます。元気です。

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現在、某雑誌から、「ライター(社員)」として働かないかというオファーを受けています。思えば自分にとって、文章を書いて生活をしていくというのは長きに渡る夢でした。潜水艦に乗ることを諦めて以来のことですから、もう20年以上!になるのです。
ちなみに、その夢に対して背を向けて歩いていたわけではなく、自分で書いた文章が本屋で売られる雑誌に載り、その結果としてお金をいただいたことは数回あったりするのですが、その総額は1万5千円です。そこそこ名のある出版社から自分の銀行口座に振り込まれた報酬が数千円であることを記帳して確認するというのは、悲しいとか寂しいというよりも、ファニーで、微笑みを誘う、人生におけるちょっとしたスパイスのような出来事でしかありませんでした。
そんな自分にとって、今回のオファーは非常に魅力的であることは確かです。けれど、贅沢なようですが、考えなければいけないファクターがいくつかあるのです。

・ 【記名原稿は書けない】 もし、独立して、「本物の物書き」になりたいのであれば、「この文章は自分が書きました!」という焼き印を押しておくのは、とても大事なことのように思われるのです。いつ、どこで、誰の目に触れるのか分からないのですから。ちなみに、これまでに採用された文章が「総額1万5千円」といえど、全て記名原稿であったことは、自分の虚栄心を満たす以上に、これからなにか始まるのではないか、と感じさせるに充分なものだったことを告白しておきます。結局、そこからなにも始まりはしなかったわけですが。

・ 【テーマは編集部から与えられるので、自分の好きなことを書いているわけにはいかない】 そしてもちろん、社員として誌面を埋める責任がのしかかるわけですから、文体、テンション、単語のチョイス、等をその都度変化させてオーダーに応えなければいけません。早い話、全く興味がないようなテーマについても、雑誌の読者がお金を払って読むに値する文章を書く必要があるわけです。この点について自分は正直に「自信がありません」と雇い主になるかもしれない社長さんに伝えたのですが、自分の持っていったエッセイを読んだ社長さん及び編集長さんは「君なら出来るよ」と背中を押してくれます。少し自慢めいていますが、、そうです、自慢です。文章を褒められる事以上に嬉しい事はないのです、本当は。ただ、ほんとうに自分なら出来るのか、そしてそれは自分に良い影響をもたらすのか、いくら考えても「やってみなければ分からない」という言葉しか浮かばないのです。

・ 【雇用条件】 好きな仕事ができることを考えれば贅沢な話ですが、今回オファ−を受けている社員ライターの給料はとても安いです。月に額面30万円。ボーナス無し。諸手当無し。残業代はもちろん付きません。そして、入稿前には家に帰れない日が続くことも多々あるとのことです。お金の事は、まあいいんです(本当は良かあないけれど)。自分のココロとカラダが、そのような環境に耐えられるか、思案すべきはそこでしょう。しかしこれもまた、いくら考えても「やってみなければ分からない」のですけれど - 6:4、いや7:3、いや8:2くらいで心配の方が大きいというのが偽らざる心情です。

・ 【編集長が多分ゲイ】 いや、これは冗談。

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自分の事を知る愛すべき人達、尊敬する人生の先輩方、アドバイスをいただけるととても有り難いです。もうなりふり構わず、すがるようにブログにアップします。

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そんな中で、今、一遍というか、一塊の詩を纏めています。すごく良いものが産まれて来そうな手応えがあるのです。絵と音がそこにあって、言葉が喉につかえている、そんな感じなのです。言葉が取り出せないまま一晩が過ぎると、産まれてくるはずだった命をプチプチとビニールの梱包材のように潰してしまっているような思いにとらわれて、太陽の光が窓に射し込むと、涙が我知らず流れるのです。

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生きてます。あなたを愛しています。まだ自分が愛とはなにかを知らないのだとしても。

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【近況報告】産まれ出づる悩みと産道で立ち往生する言葉 | posted by Kazoo | 特定多数の好意に甘える


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